シャフトなどの金属精密機械加工
タケダ工業株式会社
Takeda-kk.Co., Ltd.

これも技術革新!
2021/06/01


こんばんは
タケダ工業の武田です。
いつもお世話になっております。

切削加工で削る材料の領域と言えば、鋼材、鋳鉄、ステンレス材、アルミ、真鍮などありますが、焼き入れ材を旋盤で削ることもよくあります。
HRC60を超える高硬度な材料ですとボラゾン(CBN)やセラミックチップで対応しています。
そこへ最近は超硬母材で硬いコーティング処理を施したチップが開発され、あるメーカーさんの仕事で使わしていただいています。
当社のテストでは、半年間程使用しましたが、思いのほか良好で寿命はCBNチップの2倍、価格も1/5程度で、しかも寸法精度もこちらの方が安定しているという結果が出ています。
建機のシャフト製品でロット月1000本ほどの注文がございます。
この効果は思いの他大きいです。
何を使っているかは勿論企業秘密で公開できませんが、社員が年初に活動計画を立て地道に取り組んできた成果が出ているんだと思います。
こういう取り組みに関しては、社内展開して表彰してもいいのかなと思っています。
やはり製造業は現場ですね!

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