シャフトなどの金属精密機械加工
タケダ工業株式会社
Takeda-kk.Co., Ltd.

論語と算盤
2020/02/25


こんばんわ
タケダ工業代表取締役の武田です。
いつもお世話になりありがとうございます。
あちこちでコロナウイルスの余波が…
各地でイベントの中止が発表されたり、国内ゴルフツアーが無観客試合に変更されたりで。
本日のお勉強の会場になった、大津プリンスホテルも、マスク、消毒の義務付けでした。
本題ですが、新1万円札の肖像に選ばれた渋沢栄一さんの直系子孫で、金融関係の会社の代表取締役になられる渋澤健さんのご講演でした。
『論語と算盤』書物も出版されていますが、今回の題目です。
私には、ちょっと難しいお話でしたが、持続可能な社会とは、つまり論語しか読まない、算盤弾くだけでもダメ!
道徳と経済は、合致しているということでしょうか?
つまり持続可能性社会とは、この両方を考える事が重要だと説いておられました。
かの元日産のカルロスゴーンさん!
逃げましたが、金の亡者でした。一時代に富を築き上げ日産は立ち直りましたが、結局この有様です。
大胆なリストラ、理不尽なコストダウン!
当時の状況なので、やり方は間違ってなかったかもしれませんが、結局自身の私利私欲が勝ち、会社経営は不安定になってしまいました。
話はそれますが、大リーグ二刀流の大谷翔平選手は、高1の時、160kmを出すマンダラートを作成して、目標達成に取り組んでいました。そしてプロ入り後は、その目標を大リーグを目指すというマンダラートにしました。
マンダラートとは、四角を9分割にし真ん中のピースに目標を、周りの8つのピースに、具体的な取り組む項目を設定するというものです。
その項目の一つに、『論語と算盤』を読むというのがあったそうです。すごい若者です。
そして次々と目標を達成しています。
今はどんなマンダラートを作成しているのでしょうか?
現在2020年、今後の日本の展望はどうなっていくのか、気になります。失われた20年、バブルからは30年!
歴史を見れば、1960年から1990年は高度成長期、1930年から1960年は戦争、大正時代そしてその前は明治維新と…
だいたい30年周期で、大変革が起こっています。
これからの30年は、また新しい時代の予感がすると。
これからも少子高齢化の時代が続いていきますが、その中でも特に、今の20代から30代半ばまでの世代が、大変革を起こすのではないか?
この世代は、社会を変えたいと考える人がいるそうです。物心付いた時からデジタルが身近にあるこの世代が、何かを起こすであろうと予想されています。というより持続可能な社会を考えると、そこに行き着く、30年サイクルで大変革があるという歴史を考えても、こういう結論に行きつくということではないでしょうか。
というお話でした。

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