シャフトなどの金属精密機械加工
タケダ工業株式会社
Takeda-kk.Co., Ltd.

入社式
2020/04/01


こんばんは
タケダ工業代表取締役の武田です。

本日は、当社の入社式を執り行いました。
今年は、高卒新入社員を2名採用しました。
大変初々しいです。
2人とも今日が社会人の第一歩!
緊張の面持ちでの初出社です。

思い出します。
自身の社会人の初出社の日。
前日に会社寮に入寮しまして、大阪の会社でしたので家を出て会社寮に入って、
それも3人部屋でした。

部屋の同僚、竹中君に久保山君、時折メールや年賀状での交流がございます。
大きい会社でしたので大規模な入社式が行われました。
多分、社長か来賓の方が挨拶されたと思いますが、すっかり忘れてしまっています。
初仕事!何をしたかは覚えていません。

もう30年以上も経ちますと、そんなものでしょうか。
当社の新卒採用、もう遡ること15年以上にもなりましょうか?

昔は、当社の規模では、入社式など行ったことがございません。
ある社員の提案で入社式を行うことを決めました。
私、代表取締役として挨拶をさせてもらいました。

一人前に仕事が出来るようになってもらうためにも、人として立派な人間に成長してもらいたい。そんな願いを込めて精一杯お話させてもらいました。
これからの仕事を通じて、社会人になって、色々な苦悩がありましょうが、そんな時にこんな話をされたなあ、あんな事を言ってくれてたなあ、と時折思い出し、それで苦難を乗り越えてくれると大変嬉しい限りです。

本日は、色んな会社さんで入社式をやっておられました。
あの超大手企業、トヨタ自動車では、このコロナ感染の影響を考慮され、式は中止にされましたが、
そんな中、サプライズとしてあのイチローさんがWeb配信で新入社員向けにメッセージを伝えられました。
以前にも言っておられましたが、今は指導者の立場が弱くなり、厳しく指導出来ない環境になりつつあると警笛を流されておられましたが、同じようなお話を1165人の新入社員にお話しされておられました。

『指導する側よりも指導される側の方が力が強くなっている。これも時代だからという一言で片付けて良いのでしょうか?』と
確かに現代社会では、どうしても厳しく指導することが難しくなってきています。
ですが、考えてみてください!
そんな時代に誰が教育をするのか? それは自分自身なんです。
それを理解しておかなければ、とんでも無いことになります。
つまり自己責任なんです。

これだけのメッセージがどれだけの人に届いているでしょうか?
しかし、伝えることの大事さは私自身も身に染みています。
繰り返し繰り返し同じ事を伝えていきたい!
是非、今日私だけでなく、数名の幹部社員がお話しさせていただいたことを心に刻み、頑張ってくれる事を大いに期待しております。

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